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スピーチで原稿が飛ぶないために、インプット・アウトプットの解決法

困ったくん
困ったくん

覚えていた原稿が出てこない!

お悩みさん
お悩みさん

いきなり、飛んじゃう!

困ったくん
困ったくん

途中でこんがらがって・・・何を話していいのか!

スピーチ・アシスタント
スピーチ・アシスタント

インプットと、アウトプットを間違えないことだって!

原稿の覚え方と、覚えたことの取り出し方が間違っているから

スピーチが苦手な人が陥りやすい罠は、とにかく自分が書いた原稿にインプットもアウトプットも縛られることです。

ですから頭の中に入れた原稿の文章を思い出そうと、斜め上を見て困っている状態をよく見かけます。
原稿通りに話そうとするので、「てにをは」にまで忠実に再現しようとして細部や枝葉に意識が向いてしまいます。
すると重要度や優先度がおろそかになり、聞いている方に未整理のままごっちゃに提示することになります。

(1)原稿のインプットは、音読を耳から覚える。

原稿を紙に書いて、それを「黙読」しながら脳に記憶させる覚え方がまず間違いです。目で見て暗記すると、紙に書いてある文字の視覚映像が脳にインプットされるので、遠回りの覚え方になります。

さらに大事なことは、書き言葉では良い文章でも音にすると、話しにくい言い回しがあります。次の文章に繋がりにくい言い方もあります。リズムが悪い場合もあります。

  • ① 原稿が90%くらいできたら、必ず声に出して「音読」して話しやすい言葉や文章に変換しましょう。
  • ② 次に、音読をスマホで録音してください。(この段階では、上手く話せなくてもOK)
  • ③ あとはひたすら、(覚えようとせずに)すき間時間に「ながら聞き」を繰り返す。自分の声で耳から覚えるのがいいのです。

(2)原稿の正確な再現ではなく、伝えたいことをアウトプットすれば良い。

  • ④ 大体、文章が頭に入ったなぁと思ったら、伝えたいポイントを3〜5個くらい箇条書きにする。

 これは、原稿を見て箇条書きするのではなく、頭に入っている情報を取り出してください。

スピーチを聞いている人は原稿の中身を見ていないのです。まったく知らないのです。原稿と違ったことを話してもなんの問題もありません。

いつも僕が指導するのは、原稿を書いたらいったん原稿を見ないで、原稿のポイントを3〜5箇条書きすること。


⑤とにかく話し始めることです。
話すという行為は、話しながら頭の中を整理しながら言葉や文章を紡ぎ出してくることです。
スピーチの場合ではありませんが、自分ひとりで考えていることが煮詰まってきた時、「ちょっと聞いてよ」と他の人に対して話をすると、自分でも意外に整然と話せたりする経験ってありますよね。分かってもらおうとするために自然に順を追って説明できたりして、自分で驚くことがありますね。

話すという能力に余計なブレーキをかけることが、原稿通りの再現です。
話す項目だけを頭に入れて重要度だけを決めて、あとは出たとこ勝負で一度話し終えて下さい。

それで考えながら話すということができているのです。

結果としてそれが実は、聞きやすいスピーチになっているのです。聞いている人は聞きながら考えていくので、聞いている人の思考回路と同期しやすいのです。

(3)必ずリハーサルをしてフィードバックを得ること。

スマホのビデオ撮影を使って、必ずリハーサルをするすること。プロフェッショナルとアマチュアの差は、リハーサルをするかどうかの差です。
ビデオ撮影を再生して、自分で客観的にチェックをしてフィードバックをすること。
そして、わかりにくい箇所の修正や余分な部分のカット。そして時間配分を見直す。
これで完璧です。

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