ツールのオンラインストアは、ここをクリックしてください。

スピーチ・挨拶の文字数?1分3分、何文字が話しやすいか【動画付】

お悩みさん
お悩みさん

時間オーバーしないか不安で、どうすればいいの?

困ったくん
困ったくん

1分間朝礼のスピーチって、どれくらいの量なのかさっぱりわからん!

お悩みさん
お悩みさん

原稿を作るときの、文字数の基準ってあるの?

この記事で紹介する、スピーチや挨拶の原稿を作るときの「文字数の見つけ方」を実践すると、誰でも簡単に話しやすい適切な原稿を作ることができます。

なぜなら、ボクはスピーチ・話し方を指導するプロのコーチだから。12年間に渡り企業研修からパーソナルレッスンまでリアルに教えてきたので、皆さんの悩みを解消する文字数はもとより原稿作りのコツがすべて理解できています。

この記事では、単なる文字数だけでなく、原稿の作り方に欠かせない「構成の仕方」を紹介して、その上で自分の話すスピードに合った文字数の見つけ方をお伝えします。実践の方法を、動画もまじえて分かりやすく紹介しています。

最後まで読んで実践すると、今後は文字数はもとより原稿作りに悩むことなく、聞き手のみなさんから褒めてもらえるスピーチや挨拶ができるようになります。

(1)まず、基準となる文字数を知る。

1分間に話せる文字数は、220〜250文字。3分間で、600〜700文字です。

当然ながら、話す速度によって文字数は変わります。早口の人が聞きやすいかどうかを無視して、一方的に話せば文字数はもっと増えます。そこで、基準となる話す速度のもとで文字数をカウントしないといけません。

この記事の(4)に紹介している動画を観てください。話す速さを、この動画のように聞きやすいスピードで話した場合の文字数を紹介しています。

また、3分間の文字数は単純に1分間の3倍ではありません。話す時間が長くなるほど、間合いを何度も適切に取られていないと聴き苦しいのです。その「間・間合い」を加味して算出しています。

(2)原稿の構成→1分

スピーチも挨拶も聞き手がいます。聞きやすく理解しやすく話さないと、伝わりません。

250文字前後でも、構成が必要です。1分スピーチは、2部構成をお勧めします。

  1. イントロの部分→聞く準備をしてもらう。  (目安→10〜15秒)
  2. メインの部分→伝えたいことを結論から言う。(目安→50〜45秒)

スピーチと挨拶の大事な前提を言います。

聞き手の人たちは、聞くことに集中していません。頭の中は違うことを考えています。そして、あなたが話す内容は初めて聞くのです。

ですからいきなり、本題に入ると付いてこれません。聞く準備をしてもらってから、話す必要があります。

1.「なになについて、お話しします」と切り出して、一呼吸おいてから、本題を話してください。

2.メインの部分→結論を言ってから、なぜそう思ったのか、その理由を言ってください。理由の数は、1〜3個です。3個言う時間がなければ2個でも1個でもOKです。たくさん話したからといって、相手がたくさん受け取ってくれるとは限りません。練習したスピーチや挨拶を録音して、聞き直してから決めてください。

(3)原稿の構成→3分

3分スピーチは3部構成です。

  1. イントロの部分→聞く準備をしてもらう。   (目安→10〜15秒)
  2. メインの部分→伝えたいことを結論から言う。 (目安→155〜135秒)
  3. まとめの部分                (目安→15〜30秒)

1分に比べて時間的に余裕がありますので、メインのパート→結論を言う→その理由を3つあれば3つ言ってください。そして、その理由に説得力をプラスするために、データやグラフや写真などを使ってください。

3のまとめの部分は、次のキーフレーズを使って聞き手を参加させてください。

「最後にまとめますと」というキーフレーズが効果を発揮します。(1)熱心に聞いていた人は、「お、まとめてくれるのなら、再確認できてありがたい」と思ってさらに熱心に耳を傾けます。適当に聞いていた人は、「お、まとめてくれるのか、うろ覚えが取り返せる。ラッキー!」と改めて聞いてくれます。

(4)自分に合った文字数の見つけ方【動画付き】

書き言葉と読み言葉は、異なります。必ず、紙に書いた原稿は、(黙読ではなく)大きな声に出して読んでください。

すると、話しにくい言葉や言い回しが出てきますので、違う言葉などに修正してください。また長文は息継ぎができるようにしてください。

その上で、この動画の手順で、自分の話し方に合った文字数を見つけてください。

iPhoneを使った、文字数の見つける手順

1.標準アプリ「時計」のタイマーで1分を設定して計る。

2.標準アプリ「メモ」の音声入力を起動して、原稿を話す。

3.ブザーが鳴ったらストップして、音声入力をしたテキストをコピーする。

4.標準アプリ「Pages」の空白シートに、音声入力の内容をペーストすると

  文字数をカウントしてくれる。

 5.文字数を修正してから、もう一度トライして1分間に調整する。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です